«ピスメ２１話 あとがき»

何とか１０月中に更新できて一安心です。
相変わらず原作の合間を爆走中の２１話でした。なかなか池田屋まで持っていけなくてジリジリしております。次の次ぐらいから入れるだろうか……

そして毒の名前「鬼殺し」はお酒のイメージしか出てきませんが笑　話の都合上、適当に作りました。「鬼」みたいに強い人間であればあるほど、この毒のダメージは大きいという設定。記憶と現実が混同して、周囲が全員敵に見えてくる。だから戦闘経験が多い強者ほど仲間を見境なく殺します。それで周囲を皆殺しにした後に自責の念で自ら命を絶つか、仲間の手で殺されるか。なんかえげつないですね。

前話ぐらいから、沖田さんからの矢印がはっきり出始めています。そろそろ終盤ですから、沖田さんと夢主の微妙な関係にも変化を付けたいところ。

ところで、ピスメ夢は気が付いたら原田さんの出番が増えています。どう考えても、ピスメ最新刊の影響ですね。原田さんの最期、覚悟はしていましたが恰好良すぎだし、悲しすぎるし、最後は彼らしく人生を終えることができたんだなあと、泣きながら読み進めました。夢を書いてるときにも、原田さんのセリフを考えながら、この頃はみんな良かったなあなんて切なくなります。もうなんか、沖田さんに関しても、心の準備は進めていますけど、不穏な感じしかなくて辛い。せめて僅かでも救いのある最期でありますように……